TOTTORI Log

きままに鳥取を『Log』します

100yen photography

100yen photography。それは駐車場代金を100円払って写真を生み出すプロセスのこと。駐車場によって制限時間が30分だったり1時間だったり。すみません、今考えました。

今回の100yen photographyは袋川の桜並木。駐車場は本通りPを使いました。制限時間は30分。使用したレンズはFE 70-200mm f2.8 GMです。

まず駐車場を出て1枚。夜の撮影はISO感度が上がったり手ブレをしやすくなったりしますが、ここはわりと光量があると思います。立体感えぐい。

並木を望遠レンズでぶち抜くと、圧縮効果による表現ができます。モデル欲しいね。

花見橋を渡って左手に進むとハトがぷりぷりしている広場があります。そこから花見橋方向を見ると綺麗な消失点を構成していて並木全体が見渡せます。

街明かりで作る玉ボケと桜を組み合わせると何か不思議な感じがします。こういう写真は単焦点で撮影したくなりますね。

灯篭的な何かと桜と橋と。色の組み合わせが好きです。

今回の100yen photographyで書き出した写真は5枚。1枚20円で販売しますのでよろしくお願いします。オプション4000円で額装します(A3)。

ぼっち、鳥取県外の桜を撮る。

有休を上手く使いすぎるので有休コンサル業でも始めようかなと思います。Logです。

7:30に家を出て、帰宅するのが20:30。この日はいろいろありましたが、本記事では桜の写真にのみ触れようと思います。

鳥取県内の桜名所はわりと撮ったかなと思い、県外の名所へ。我らが燕のオーナーのすゝめで鶴山公園へ行くことにしました。鳥取市内から約1.5時間。米子と同じくらいの距離感で遊びに行けるお得な場所です。

目的地は津山市城下駐車場。最初の1時間が250円で以降1時間毎に100円の駐車場です。あまり調べずに決めましたが、30分100円の駐車場に比べたら随分と良心的だなと思います。チケ売場のすぐ前に出るので屋台がある通りをショートカットしてしまいますが、津山城跡へもすぐでした。

入城料は310円。景観維持のための集金はアリだしむしろ推進すべきです。無料でサービスを享受するなんて甘ちゃんな考えは捨てましょう。

入口から階段を登ると早速景観が殴ってきます。初めて補正も強いと思いますが、さすがの僕もキレーってなりました。小学生並みの感想。

あとは定番構図で本気を出しながら適当に撮り進め、重いリュックを背中に汗を滲ませながら頂上を目指します。

標準ズームと望遠ズームをそれなりにガチャガチャしながら撮っていたのですが、レンズ交換がめんどうなのでボディが2台必要なのでは?とプロ顔負けの思考。さすがに破産です。ガチャガチャ交換する手間を省けるのでこういう場所での撮影には24−70のズームレンズはとても便利だと実感しました。

桜はつい副題にしてしまいがちですが、主題の写真もいい感じです。

時には人がいなくなるまで待つことも.......人が途切れなかったのでAIに頼りました。

鉄塔は普通にカッコイイ。

ここでカメラのF値についての考え方を。F値は「小さければ小さいほどボケる」くらいの理解度で大丈夫なんですけど、何でもかんでも開放で撮ればいいってもんじゃないと思っています。焦点距離は200mm、F値を変えた3枚の写真を用意しました。左からF2.8,F8,F11です。

開放のF2.8の写真は何がボケているか分からないくらいトロトロにボケているのがお分かりになるかと思います。これが好みな人はこれで正解です。

何が前と後のボケを構成しているのか表現したい人は思い切ってF値を大きくしてしまいましょう。F8.F11まで絞ると何となく黄色の花(たんぽぽ)、桜っぽさが感じられると思います。ちなみに僕の好みはF11あたりですね。

F値でボケ量をコントロールすることができると脱初心者だと思っています。多分。とにかくボケさせたい人は50mm F1.2とか85mm F1.4を買えば全てが解決すると思いますよ。値段を見て倒れないように!

安定の菜の花とのコラボ。鳥取では青島が有名スポットです。斜面に咲いていたのでカメラのモニターを見ながら対角線にぶった斬ってあげました。春を感じざるを得ません。

最後にモノクロの桜を。ギリギリ色を感じられるような感じられないような。

とっておきの一枚を編集してアートっぽく落とし込む時は丁寧に細部まで拘りますが、編集する枚数が多い時はベースとなるカラープロファイルを当ててから露出などを調整することが多いです。今回は春っぽく暖色に仕上がるプロファイルと、多用している高コントラストで青色がのるプロファイルを使用しています。

毎年桜が咲くと写真を撮りに出かけますが、花見をしているという感覚は正直ないです。被写体があるから撮りに行く。ただそれだけなんです。
ジェラートで中和。終。

色のない視点を作る

写真を撮ることが趣味な人以外はモノクロ写真なんてわざわざ撮らないと思います。今年はスナップ写真の力を上げたいと思っていて、モノクロ写真はスナップでよく撮られている側面があります。

仕事帰りの公園で撮るのは側から見たら不審者かも。通報待った無し案件ですが、撮りたい時に撮らないと写真家としてどうなんだと。

色という情報を失った写真が何を写すのか。人は日常生活において視覚から80%以上の情報を得ているとよく見ますが、そこから色を排除すると形状や光から情報を得ることになります。

写真を見たときにまず色情報が飛び込んできます。構図でビジュアルウェイトを持たせても、大前提に色が存在しているので撮影者の意図通りに視線誘導ができないこともあるでしょう。色も立派な視線誘導ですけどね。視線誘導を施した写真はあえてモノクロにしてもいいかななんて思いました。

なんともない葉の写真でも緑なのか茶色なのか、撮影者の僕は知っているのでアレなんですが、初めて見る方には色さえも思考させてしまうのです。

各々の枝が織りなす造形美も、モノクロのプレビューを見ながら撮ることで気がつけるポイントかなと思います。カラーで撮ると背景色に沈んで目立たなくなりますが、モノクロの世界では見え方が全く異なります。

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モノクロ写真だと木のディテールも強調されているような気がします。モノクロ写真ってなんかかっこいいですね。え?僕だけですか。そうですか。

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鳥チャン。みにくいアヒルの子のワンページです。アヒルでも白鳥でもないけど。

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流石に日が落ちてISO感度が上がってしまい描写はイマイチですが、ノイズだったり写りすぎないところだったりがコンデジらしくていいですね。

実際に撮影のハードルはかなり下がっているので今後も適当にパシャパシャしていきたいと思います。モノクロだと主題を探す力が向上しそう。そんな気がしています。

コンデジを買った記事はこちら↓

tottorilog.hatenablog.com

100万近く機材に突っ込んでいる僕が今更コンデジを買うわけ

こんにちは、貧乏写真家Logです。

f:id:tottori_log:20240307213511j:imageタイトルにもある通り、お気に入りだったレンズを売ってコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジとする)を買いました。f:id:tottori_log:20240310201558j:image売ったレンズの買値は¥63,800、売値はいろいろ頑張って¥51,980。リセールバリューはなんと脅威の81.5%で、実質¥11,820で約3年間使用しました。1年あたりは¥3,940。サブスクかな?

なぜお気に入りのレンズを売ったのか。先日ズームレンズを買って画角が被ったのもあり、使用頻度が劇的に低下しました。ビルドクオリティは天才的で描写も問題なし。レンズのサイズ的にもカフェ撮影によく使用していましたが、カフェ撮影にしか使わないならコンデジでよくね?となったわけです。性能はメイン機に遠く及びませんがそこはセンスでカバーします。

今回購入したSONY RX100VIはいわゆる高級コンデジと呼ばれる部類です。スマフォとコンデジは何が違うねんと普通の人はツッコミたくなると思いますが、それっぽく撮り比べてみます。左がコンデジ撮影で右がiPhoneで撮影した写真です。露出が揃ってないのはご愛嬌。


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設定を揃えるのがめんどくさいのでカメラ任せに撮影しましたが、描写の良さであるとかボケの滑らかさ、光に対する耐性はコンデジの方が有利だと感じます。
撮影しながら、きっと僕はカメラで撮るという儀式的なところが好きなんだと気がつきました。iPhoneでは満足できない、わざわざカメラを取り出して写真を撮るという行為に尊さと偉大さ、そして生命の神秘を感じているのです。

その他作例たちもさくっとご覧ください。


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白飛びしがちなので多少は露出アンダー目に撮ってあげる必要がありますが、意外と画になるなと思いました。気になるとことは編集してあげれば十分満足できる仕上がりです。今回の写真たちはカメラが出力したjpegのみです。

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f:id:tottori_log:20240310202415j:image最近、野鳥撮影に興味が出てきたので600mm級の望遠レンズが必要になってきているのですが、今回あえてコンデジを買いました。100万近くをミラーレスカメラにつぎ込んでいるのになぜ8万ほどのコンデジに手を出したのでしょう。カフェに50万のセットで行くともちろん良い画は撮れるのですが、機材が大きいので少し大袈裟になってしまうと感じていました。

撮影のハードルを下げる。

コンデジを買った理由はこれに尽きます。これなんて右手で箸上げしながら左手でシャッターを押しています。ボタンの位置はカメラの右側にあるというのに。

コンデジスマホと違って光学で綺麗にボケますし、大きいカメラじゃなくてもいいからカメラを始めてみたいという人におすすめもできます。

カバンに、ポケットに入るカメラなので、カメラを持っていくぞ!と意気込まなくてもいいのは写真を始めるのにはかなり大きなポイントです。荷物になるからと持ち出さなくなった人を何人も知っていますしね。

まぁ結局50万を首からぶら下げながら8万のコンデジで写真を撮るという意味のわからないスタイルになってはいますが...最近自分がモテない理由がなんとなく分かってきました。ここまできたら尖り切ろうと思います。

趣味:写真、珈琲、株

マッチングしてください。

2023年、23歳独身男性がチョイスしたふるさと納税3選

最近、経済を回しすぎて金欠なので金策に励んでいます。Logです。

"ふるさと納税"もちろんやっていますよね。税の流出に加担しているのは申し訳ないですが、お得に生きていくためです。デメリットにも目を向け、何事も許容しながら利用していけばいいと思います。

さて、本題ですが昨年のふるさと納税の寄付先は以下の3カ所です。

楽天経済圏で生きているのですべて楽天ふるさと納税で行いました。返礼品は以下となります。

茨城県 大洗町

かねふく 明太子 1kg

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あの”かねふく”の明太子なので説明不要でしょう。よくできた息子なのでもちろん家族や親戚に分けました。確か9本入っていましたが、僕の手元に来たのは2本です。

かなり1本が大きな明太子だったので、一人暮らしの僕は少しずつ切って解凍しながら使いました。明太子パスタや明太マヨトーストなど汎用性が高いので大きな明太子でもすぐ使い切れるかなと思います。

寄付金額は¥12,000。

hb.afl.rakuten.co.jp

福岡県 福智町

ハンバーグ 4種 各5個

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冷凍のハンバーグが20個も届くこの返礼品。一瞬で冷凍庫がパンパンになりました。ランキング常連のこの返礼品、残業後の一品にベストです(一人暮らし)。レンジで完成するハンバーグは残業という行いを癒してくれ、そのお手軽さに涙しました。ただ、レンジよりも湯煎の方が熱が均等に伝わって美味しかったので、1個食べる場合でも湯煎した方がいいかなと思います。お手軽なのには変わりないです。

もちろん家庭がある方にも十分おすすめできます。味が4種類あるのでその点も👌

これは今年も寄付を検討しています。

寄付金額は¥10,000。

hb.afl.rakuten.co.jp

高知県 芸西村

真鯛とマグロ 漬け丼セット 各5パック

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昨年は一人暮らしのご飯を手軽にできる返礼品を狙っていました。残業すると自炊をする気が一切なくなるので、ハンバーグや漬け丼が冷凍庫にあると考えるだけで随分と楽になります。手軽にご飯が用意できる、この点だけでペイできているような気がします。味付けがしっかりしてあるのでそのまま食べるのもよし、僕は出汁茶漬けにするのが好きです🫰

寄付金額は¥10,000。

item.rakuten.co.jp

 

そもそもふるさと納税ってなんや状態の人はこちらを。

ふるさと納税をしたことが無いあなたへ - TOTTORI Log

あまり参考にはならないと思うので、各サイトの説明をしっかり読んで欲しいと思います。

それでは皆さん、良き納税ライフを。

 

ぼっち、一足先に春を感じる。

2月であるうちに「桜」なんてワードを出すと、何だか変な感じになっているLogです。

気温上昇によって春を彷彿とさせる頃かと思いますが、これをしたためている今日は寒い。しかし薄着でアウターを着る習慣が無い僕は、玄関にアウターを忘れて米子まで行ってしまいました。ボケちゃったのかなと思います。

さて、青谷町は奥崎に日置谷の寒桜と呼ばれる桜の樹があります。樹齢約90年。毎年1月中旬頃からちらほらと花をつけ2月末には見頃を迎えるようですが、今年は暖冬のため例年より早くに見頃を迎えたようです。僕は割と四季と共に生きるネイチャーフォトグラファーであるため、早速に向かいました。というか桜が僕を呼んでいる。

天気は雲ひとつない快晴。出かけるとだいたい天候の悪い時が多いですが、この日はバグかのように晴れ青い空とピンクの桜がなんともいい感じでした。残月も出ているという。

f:id:tottori_log:20240225002831j:image地域の方々に「月と撮れんか?」と声を掛けていただいたんですが、撮れちゃうんですよね。投資していて良かったです。

f:id:tottori_log:20240225003104j:image2月の光景と言われてもイマイチピンとこない景色が撮れました。あえて月にピントを合わせて桜を副題にするという豪勢さ。怒られてしまうかもしれません。

花言葉は「気まぐれ」

春が来る前に咲くことから付いたようです。

こちら日が落ちた後の桜。冷たい雰囲気の中の桜も良いですね。

視点を変えるのって結構難しい気がします。目の前に主題があると人はどうしてもそこに吸い込まれてしまいがちですが、周りを見渡して新しい構図を探す。そうすることでアレがこうなってそうなると誰かが言っていました。

超広角レンズが得意な僕ですが、望遠レンズを買った時には視点の切り替えができなくてなかなか苦労しました。今はセンスでカバーしています。

明日から雪予報がやんちゃしてますが、気持ちは春で撮影していきたいと思います。

真っ白のキャンパスに描く難しさ

こん○○は。Logです。

相変わらず世界の隅っこで何となく写真データを生成しています。

冬は寒いのであまり撮影に出かけることは無かったのですが、今年は"だうんじゃけっと"というものを購入したので外に出る回数が増えています。1年前は2枚しか着ずに智頭に撮影に行くという狂いっぷりの僕でしたが、「あうたーって知ってる?」など、周りからの心配の声が多すぎて"だうん"を買う運びとなりました。買ったら買ったで家族からは僕が珍しく服を着ていると心配されました。どっちかにしなさいよ。

そんなこんなでこの日撮りに出かけたのは岡山県にある恩原湖。峠を越えてすぐに位置しています。近くにスキー場やキャンプ場があり、ゲレンデでは6月頃にニッコウキスゲという花を楽しむことができます。自然が好きな僕のおすすめスポットですので是非。

ところで、雪原に生きている木ってなんか元気そうに見えませんか。葉っぱがある頃はそのスタイルは分かりづらいですが、手をあげてウェイってしてる感じがします。え、僕だけですかね。

タイトルの真っ白のキャンパスをここらで回収しますね。雨男の僕の力を持ってしても、この日は何度か日が差すタイミングがあり、木の影を映し出してくれました。普段は雑多な地面もこの時期は絵になります。

ストーリー性を写真に表現するのはいまだに得意ではありません。展示の時のブログにも書きましたが、鑑賞者の感性で写真の意図を読み取って欲しいと思います。人の数だけ感性があるのですから。良いこと言いました。メモしましたか?

好きな植物はシダ植物ですが、好きな樹木というカテゴリーでは白樺を選びます。

皆さんの好きな樹木はなんですか?

雪の中にそびえ立つ白樺の風景は、夏頃に比べて色情報が少なくなり、洗練されるとかされないとか。実は冬の白樺は初めての撮影です。緑の中の白樺とは全く違う表情をしていて撮りがいがありました。冬も探せば被写体はあるものです。

結論としては、服を着ると暖かい。これに尽きます。