写真を撮ることが趣味な人以外はモノクロ写真なんてわざわざ撮らないと思います。今年はスナップ写真の力を上げたいと思っていて、モノクロ写真はスナップでよく撮られている側面があります。
仕事帰りの公園で撮るのは側から見たら不審者かも。通報待った無し案件ですが、撮りたい時に撮らないと写真家としてどうなんだと。
色という情報を失った写真が何を写すのか。人は日常生活において視覚から80%以上の情報を得ているとよく見ますが、そこから色を排除すると形状や光から情報を得ることになります。
写真を見たときにまず色情報が飛び込んできます。構図でビジュアルウェイトを持たせても、大前提に色が存在しているので撮影者の意図通りに視線誘導ができないこともあるでしょう。色も立派な視線誘導ですけどね。視線誘導を施した写真はあえてモノクロにしてもいいかななんて思いました。
なんともない葉の写真でも緑なのか茶色なのか、撮影者の僕は知っているのでアレなんですが、初めて見る方には色さえも思考させてしまうのです。
各々の枝が織りなす造形美も、モノクロのプレビューを見ながら撮ることで気がつけるポイントかなと思います。カラーで撮ると背景色に沈んで目立たなくなりますが、モノクロの世界では見え方が全く異なります。
モノクロ写真だと木のディテールも強調されているような気がします。モノクロ写真ってなんかかっこいいですね。え?僕だけですか。そうですか。
鳥チャン。みにくいアヒルの子のワンページです。アヒルでも白鳥でもないけど。
流石に日が落ちてISO感度が上がってしまい描写はイマイチですが、ノイズだったり写りすぎないところだったりがコンデジらしくていいですね。
実際に撮影のハードルはかなり下がっているので今後も適当にパシャパシャしていきたいと思います。モノクロだと主題を探す力が向上しそう。そんな気がしています。
コンデジを買った記事はこちら↓